中小企業大学校で財務セミナー
先日、中小企業大学校で財務セミナーの講師(アシスタント)をしてきました。
3日間のコースで、財務分析や損益分岐点の計算を行う内容になっています。
特徴的なのは、
①ただ座学で学ぶだけでなく、自社の決算書を3期分財務分析してみる。
②分析結果を自分なりに解釈してみる
③その解釈を講師にレビューしてもらう
④自社の置かれてる現状を踏まえ、自分で今後の展開を考えてみる
⑤さらにその内容を講師にレビューしてもらい、より鋭い視点からフィードバックしてもらえる
という一歩踏み込んだ内容になっています。
私は講師のアシスタントとして上記③⑤の受講者自身が捉えた数字の読み方に対してレビューし、アドバイスを差し上げる役割を担いました。
一人15分程度ずつ、3セット。それを9人の受講生の方に対して行いました。
財務分析(の計算)ができるだけでは経営にはあまり役に立ちません。
そこから何を読み取り、どの様に考えるのか。そして、それをどの様に経営に反映させるのか。経営者に求められる数字を感じる力はそこにあります。