どうやって売上を上げる??

売上を上げるための考え方
先日訪問したお客様は売上を現状の1.5倍にしたいと考えていました。
適切な利益を出すためには、売上をそれくらい伸ばす必要があったわけです。
しかし、売上が1.5倍になってしまうと、現状の従業員数では対応しきれない・・・。というジレンマに陥っていました。
従業員を増やせば人件費が増え、もっと売上を上げないと利益が出ない。しかし、もっと売上を上げると更に従業員を増やさないといけない・・・。
これに対して弊社が出した答えは?
「販売量を増やして売上を上げるんではなく、販売単価を高くして売上を上げましょう。」
言うは易く、行うは難しい。そんな答えだと感じるでしょう。
しかし、販売単価を高くするための方策もきちんと考えました。
このお客様は代理店へ商品を卸し、そこから消費者へ販売する販路と、自社Webサイトでネット通販による販路を持っていました。
最終販売価格(消費者へ提示する価格)はどちらも一緒。
つまり、代理店へ商品を卸す場合には卸値として最終販売価格よりも安い値段で卸しているわけです。
自社Webサイトからの「直販を増やす」ことで販売単価を高くし、現状の従業員数でも対応可能な出荷量に留めながら目標の売上額を達成できる、と考えたわけです。
売上を上げるためにどうするのか?
コンサルタントはこう考えます。
売上の構成要素
売上は
顧客数 ✕ 顧客のリピート回数 ✕ 販売単価
によって算出されます。
この要素のどれかを増やせば売上は増加し、どれかが減れば売上は減ります。
お客様は「顧客数✕顧客のリピート回数」を増やし、出荷量を増やすことで売上を上げようと考えていたため、売上が1.5倍になったら出荷量も1・5倍になり、作業も1.5倍となって、現状の従業員数では対応が出来ないと考えていらっしゃいました。
しかし、売上を上げるためには、販売単価という要素もあるため、ここに着目したわけです。
更に、もっと細かく分類すると顧客数は次のようになります。
顧客数
・新規客(初めて商品を購入する客)
・既存客(すでに購入経験のある客)
直販の売上げを増やすには?
販売単価を高くするために、直販のウエイトを高める必要がありました。
では、直販を増やすためにすべきことは何でしょうか?
対象になる顧客によってアプローチが違います。
そのアプローチ方法は業態や商品・サービスによって様々なため一般論としてここに書くことはできません。
ですので、気になる方は、下記問い合わせフォームからご連絡下さい。